総合防災訓練を実施しました
- momiji-3
- 11月25日
- 読了時間: 2分

当園では、毎月の避難訓練とは別に、年に1度「総合防災訓練」を実施しています。
この日は、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発出されたと想定して、
1日を通して訓練を行います。
職員も防災服を着て、いつ地震が起きても対応できるように1日保育をします。
朝の受け入れ時には、登園児数の把握のため、玄関付近に設置された本部に
クラスと名前を言ってからクラスに向かいます。
3~5歳児のお兄さん、お姉さんは、自分で元気よく、クラスと名前が言えるようになります。
午前中には、地震発生、それに続き、調理室より出火したとの想定で、
避難訓練を行います。
3~5歳児は自ら机の下に避難します。毎月行っている避難訓練で教えている通り、しっかり頭を守っています。自らの命を守れるようになっていて安心しました。
そして、先生の指示に従い、「おかしも」で園庭まで避難します。
「お」押さない
「か」駆けない
「し」しゃべらない
「も」戻らない


0~2歳児は、安全な避難のために職員が防災シューズを履かせ、赤ちゃん用の防災頭巾をかぶせて、避難します。足元がおぼつかない子は、職員がおんぶと抱っこで避難します。

避難訓練終了後、職員は水消火器による消火訓練を行います。
「火事だー、火事だー、火事だー!」大きな声で知らせます。
「き」黄色のピンを抜く
「ほ」ホースを持つ
「ん」んーと握る
消火器使用の「きほん」で消火!
出火元になりやすい調理室の職員は、特に真剣に取り組んでいました。

避難や消火の訓練の他に119番通報訓練も行います。
代表の職員が実際に消防局の指令センターに電話をします。119。
司令員「119番です。火事ですか?救急ですか?」
職員「訓練、訓練、火事です!」
避難、消火、119番通報の訓練終了後、子どもたちは消防車を見学します。
間近に消防車を見る機会は少ないので、子どもたちもハイテンションでした。
大きな子たちは興味津々で消防士さんにたくさん質問していました。


夕方、全児降園して、総合防災訓練は終了となります。
南海トラフ地震などの大地震、最近では富士山の噴火など大規模災害に備えるように言われています。
いつ起こるか分からない災害が起きても、お子様の命を守れるように、職員1人ひとりが
しっかり取り組んでいました。消防署の方からも「小学生や中学生より園児が真面目に取り組んでいる。」、「先生たちがきびきび動いている。」と褒められました。
職員の真剣な姿に子どもたちも何かを感じているのでしょう。よい防災教育にもなりました。

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